租税は国の礎です。
未来を担う若人や現在社会で活躍している方々が租税の意義や役割を知り、その基礎となる社会の仕組みや動きを学び、国や地域のあり方を主体的に考えることは、我が国の民主主義社会の維持・発展にとって極めて重要です。
「租税検定」では、4級から2級及び準1級・1級の5段階の試験階級を設けることで、子どもから大人まで幅広い方に受験いただける仕組みを設けています。
「租税を通して社会を知る」をモットーに、租税検定の学習を通じて、受験生の皆さまが現在の社会や国の在り方を考えるキッカケとなれば幸いです。
なお、合格した方にはお名前入りの合格証を発行しております(ご希望の方のみ・無料)。
合格証ご希望の有無は、試験お申込みの際にご選択できます。
ご自身の学習の成果を表すものとして、ぜひ大切に保管してくださいませ。
小学生以上 4級 |
中学生以上 3級 |
高校生以上 2級 |
大学生・社会人 準1級、1級 |
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①租税で社会を学ぶ | 租税を出発点にして、世の中の仕組みの大枠を理解する。 | 広く深く、また刻々と変わる社会事象に租税という切り口から興味関心を広める。 | 18歳の有権者あるいは納税者として備えるべき社会知識を網羅的に身につけることができる。 | 租税を切り口にして、納税者として備えるべき社会に関わる知識の総体を習得するとともに納税道義の高揚に資する。 |
②探求心の向上 | 各級の認定を得ることで自信がつき、上を目指す向上心が身につく。 | 自ら上級に挑む自発的な気持ちを醸成できる。 | 全教科の中で埋もれがちな租税そして社会全体について興味関心が継続的に湧き、体系的に身につく。 | 租税や社会について誰よりも詳しいという自信と他のことにも挑戦しようとする向上心が身につく。 |
③能力の実証 | 級の認定を得ることで相対的な力を実証できる。 | 能力実証の面から、高校・大学入試などで自己アピールの要素となる。飛び級的な利用も可能とすることで、高校生レベルや大学生、大人並みのレベルを目指せる。 | 社会生活に必要な知識を身につけることができ、大学入試や就職試験、さらには起業に必要な能力を実証できる。 | 社会の時事問題を自律的に考え、社会・行財政の広範な知識を保つことによって、人々を啓発し、世の発展に寄与できる。租税に関する高度の知識を有することを公的に認証できる。 |
④出題内容 | 国の仕組み、民主主義、国民主権、国民の三大義務、税の意義、私たちの社会における税の使われ方など | 公民教科書(憲法、立憲主義、民主主義、人権、三権分立)、租税の機能・性質、租税原則、財政、歴史、専門家など | 3級範囲+公共教科書(財政、経済)、租税法律主義、各税目における計算構造、時事問題など | 各税法の具体的内容(重要判例の知識、通則法等の手続法含む)、社会人レベルの時事問題(税に関する財政、経済政治問題、社会課題)など |